こまえ平和フェスタ 2022】       

大熊 啓 実行委員長 閉会あいさつ

お疲れさまでした。久しぶりに顔を合わせての開催となりました。

オンラインで聞いていただいた方も会場に集まっていただいた方も、今日一日、平和について考えて頂けたと思います。今も続くコロナ禍や、東日本大震災が起きた時にも感じましたが、「戦争がないから平和」ということではない。その根っこは、戦争も震災被害もこのコロナ禍も、社会にゆがみがある、ということを感じている日々です。同時に、秋葉さんから本当に素晴らしい話を伺いまして、この後に狛江市の歌を歌うというのは素晴らしく整合性が取れています。一番最後の繰り返しで、「暖かく触れあうまち、明日を拓く文化のまち、ともに求めつくろう、われらが狛江」。

誰かが創ってくれるのではない、秋葉さんは言っていました、直ぐにやるチームを作るんだ、市民が声をあげるんだと。誰かが平和をもたらしてくれる、誰かが良いまちを創ってくれるのではなく、一人ひとりの市民が声をあげて行動するんだ、まさに歌詞の通り「ともに求めつくる」んだ、という示唆を秋葉さんから頂きました。

聞いた皆さんが、「ここから自分は何をしていこう」と心に炎を灯しながら、家路につき、新たな一歩を踏み出していきたいなと思います。コロナ感染者も高止まりの状況で、手を繋いで一緒に歌うことは難しいですが、オンライン上で顔を合わせながら、秋葉さんも来ることができませんでしたが、すぐそばでお話を聞かせていただいた、つながっているな、という気持ちになれました。心と心はしっかりとスクラムを組んで、平和な世界に向かって行動していきたいと思います。その決意を込めて、水と緑のまち を歌いましょう。
(「水と緑のまち」の合唱へ)