こまえ平和フェスタ 2022】       

松原俊雄 市長メッセージ


 狛江市は昭和57年に平和都市宣言をしてから40年となる年に、こまえ平和フェスタ2022が開催されますことを心からお喜び申し上げます。新型コロナウイルス感染症が収束しない中、実行委員会の皆様をはじめ関係者の皆様におかれましては、開催に向けて大変なご苦労があったことと推察いたしますとともに、深く感謝いたします。
 今年で終戦から77年が経ち、戦争を知らない世代が多くなり、戦争体験の話を聴く機会も少なくなってきました。悲惨な歴史を復活させることなく、次世代に語り継いでいくことは、今を生きる私たちの大切な責務と考えています。

一方で、2月からはロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻が始まり、今なお子どもを含むウクライナの人々の尊い生命が失われています。いかなる理由があっても罪のない人々の命を奪うことは正当化されるものではありません。武力では問題は解決されず、また、戦争によってはいかなる平和も得ることはできません。今こそ平和について考え、平和の尊さ、平和への願いを一人でも多くの人に語り継いでいかなくてはなりません。狛江市は平和都市宣言をしている市として、今後とも市民の皆さんとともに平和を求め、実現する街づくりを進めていきたいと考えています。

こまえ平和フェスタ2022が子どもから大人まで、多くの市民の方々にとって、平和の大切さについてあらためて考え、理解を深めていただく有意義な機会になることを記念して、私のあいさつとさせていただきます。