「ミュージカルCoCo~」練習風景
ミュージカルCoCo~(みゅーじかるここ)は、2014年に狛江在住のお母さんたちにより立ちあげられた市民劇団。今では子どもから大人まで20数名、オリジナル公演は8回、毎回1,000人を超える来場者があり、とても活発に活動しています。練習は週1回。名前の由来は狛江の「こ」と「ここから」個々が輝くように、発進するようにと「~」もつけて「ミュージカルCoCo~」です。
7月8日(土)午後6時30分からの練習ということで、その時間に中央公民館講座室にお邪魔したところ、もうたくさんの方が集まって練習の真っ最中でした。「え、始まる時間を間違えたのか!」と思ったら、なんと「自主練習」。それも、すごい気迫がこもっていて、本番さながらの熱気と声も飛び交い、時々止まっては相談する場面が印象的でした。(普段は6時に練習開始。この日はたまたま6時半からで、その間30分は指導者なしの自主練習としたそうです。)
練習は菊池リカさん(歌唱指導とピアノ伴奏)によるボイストレーニングから始まりました。そして歌の練習。後半は石川千瑞子(ちずこ)さんが振付とダンスの指導。厳しい声が飛び、団員からも意見が出されるなど、熱心さがひしひしと伝わってきました。「素人劇団」とご本人たちは言っていますが、本当に好きな方々の集まりで、鍛えられている!と感じました。休憩中も、時間を惜しんで練習する人たちもいるんですよ。指導する方も含めてお互いに指摘し合い、励まし合ってより良い作品に仕上げていきたいという気迫に圧倒されます。実行委員として「絶対に成功させなくてはいけない!」という思いを強くした3時間でした。
指導者の到着前に自主練習
菊池リカさんの指導で、まずはボイストレーニングから。
「歌の練習ではリズムを大切にしてね」「そして踊りながら歌うと、歌のボリュウムが足りなくなるからもっと意識して」と指摘が続きます。「歌詞を踊りで表現するんですよ」とまず聞くことからイメージつくりもしていました。
休憩中にはお弁当持参でお食事も。
石川千瑞子さんの素敵な指導でダンスの練習!悲しみや喜びを、そして複雑な感情をダンスでどう表現するのか。厳しい指摘が絶え間なく聞こえるとても充実した目一杯の練習でした。取材見学していた私もその日は帰ってから楽しく1杯やりました。